シミやそばかす、ニキビ跡などで悩んでいる場合、スキンケアとしてトレチノインとハイドロキノンを使ってみると良いでしょう。
トレチノインには細胞分裂を促進する効果や皮脂の分泌を抑える効果などがあります。
皮膚のターンオーバーを早めることができますし、シミやそばかすのある皮膚がより早く剥がれ落ちるようになるでしょう。
また、皮脂の分泌を抑えることでニキビの予防に繋がりますし、ニキビ跡の色素沈着によるシミを防ぐ効果も期待できます。
ニキビの薬もあるため、改善は難しくない環境はそろってますが、予防が基本です。

ハイドロキノンにはメラニン色素の生成を抑制する効果やメラノサイトを減少させる効果などが期待できます。
高い美白効果のある薬であり、シミの原因となるメラニン色素の生成を抑制することはもちろん、メラニン色素を生成している細胞の働き自体も抑制する効果があります。
そのためシミやそばかすを根本から改善してくれるでしょう。

トレチノインとハイドロキノンの使い方はとても簡単です。
基本的には朝と夜の1日2回塗るだけなので気軽に続けることができます。
ハイドロキノンを顔に使う場合、副作用のリスクを避けるために濃度の低いものは避けた方が無難です。
肌の赤みや痛みが気になる時はトレチノインの使用は1日1回にしましょう。
トレチノインを塗ってからハイドロキノンを塗ることがポイントです。

肌トラブルを改善するためにトレチノインとハイドロキノンを使った場合、副作用のリスクもあることを知っておきましょう。
副作用の出方には個人差もありますが、これは薬の成分がきちんと効果を発揮している証拠です。
シミやそばかすを解消したいならある程度の副作用は我慢する必要があります。

トレチノインの副作用としては、皮膚の赤みや痒み、痛み、乾燥などが挙げられます。
質を落とすことでシミに対して高い効果を発揮してくれますが、肌を薄くする作用があるので外部からの刺激に弱くなってしまいます。
副作用が伝い場合は塗る回数を減らしてみましょう。

ハイドロキノンの副作用としては、皮膚の炎症や光毒性、皮白斑などが挙げられます。
光毒性とは肌が光に対して敏感になってしまう状態であり、ちょっとした光でも肌が過剰に吸収してしまいます。
結果としてシミができやすくなります。
白斑はハイドロキノンの持つ漂白作用による副作用であり、濃度が濃い場合や長期間使う場合などは注意が必要です。

副作用は使用前に確認しておく

トレチノインやハイドロキノンを使ってシミやそばかす、ニキビ跡などの治療をするときには、事前にしっかりと副作用を確認しておくことをおすすめします。
なぜなら、トレチノインやハイドロキノンを使ったときに現れる副作用の多くは、効果が出ていることの裏返しでもあるからです。
最初から想定内のものであれば副作用が出ても慌てずに済みますし、効果がきちんと現れるまで薬の使用を継続することができます。

トレチノインとハイドロキノンの副作用で多いのが、皮膚の腫れや赤みなどです。
これらの症状は皮膚のターンオーバーが加速されて新しい皮膚が表面に出てくることが原因となっているので、逆に考えればきちんとした効果が出ているということでもあります。
こうした副作用は想定内であると考えて良いでしょう。
赤みや腫れなどがそれほど強くなければ、こうした症状を気にする必要はありません。
しかし、症状が重いようであればいったん使用を中止して様子を見るようにしてください。

また、トレチノインやハイドロキノンの使用で皮膚が乾燥したり、一時的にシミやそばかすなどが濃くなる場合があります。
こういった副作用も、肌の新陳代謝が加速しているために起こります。
もしも乾燥がひどいようであれば、美容液や乳液などでしっかりと保湿をするようにすれば、肌をしっとりとした状態に保つことができます。
また、シミやそばかすがひどくなったように感じられるのは一時的なものなので、それほど心配する必要はないでしょう。

トレチノインの使用では、頭痛や吐き気が起こるケースもあります。
これは、肝臓に負担がかかっているときによく見られる症状です。
この場合薬の代謝によって肝臓によけいな負荷がかかっているとも言えるので、しっかりとした栄養を摂るなど体調管理には十分に気を付けるようにしてください。

トレチノインやハイドロキノンは正しい使い方をすれば効果的に色素沈着のケアができる薬です。
副作用が出ても想定内のものであれば慌て過ぎずに、時間をかけて治療に取り組んでいくことが大切です。